楽天に出店を申し込む(最終回)

物販

楽天に出店を申し込んでいたのですが、キャンセルすることにしました。
とりあえず、担当者さん、本当にすみませんでした。

理由としては、色々あります。

1.マンパワーの不足
Amazonに対する他販路として楽天の存在意義があるわけですが、楽天ではページ作り等の手間がかかりすぎます。
私は一人社長でやってますから、外注等を雇うことになるのですが、そのコントロールを含めて、マンパワーが不足しております。

2.金をむしられる
初期費用に加え、月額で結構な金額を取られます。
また、なんだかよく分からない料金体系で、サービスを受けるごとにどんどん費用がかかっていきます。
楽天はプラットフォーマーとして超強気で、出店者を養分扱いしている感があります。
楽天ユニオンとかで問題提起されているのは、ここら辺が大きいと思います。

3.ライバルが強い
楽天の場合、出品ではなく出店という形になります。
店として生き残るためには、商品ラインナップに特徴をつけてやる必要があります。
現在の私が売っている商品は、ジャンルが結構バラけているので、楽天で特徴づけるには弱いと感じました。

4.楽天のページ作りが嫌い
これは感性の問題だと思いますが、そもそも楽天市場のゴチャゴチャしたレイアウトが好きではありません。
楽天で何かを一度買ったら、ひたすら送られてくるメルマガも大嫌いです。
楽天には「ロングページ」という哲学があるらしく、ページが長ければ長いほど良い、売り手の思いがたっぷり伝わる、顧客の滞留時間が長くなって売上が上昇する、というものらしいです。
この「ロングページ」は、私の嗜好とは、正反対です。

「ロングページ」の仕組みは、ページが長くて迷路みたいになって、今どのページを見ているのか分からなくなり、同じ広告を何度も見ることになり、何だかその広告のモノが良いモノのように思えてしまい、最終的に買ってしまう、そんな仕組だと思います。
でもそれって、顧客の時間を奪うことで、売上につなげている、一種の催眠商法と同じなのでは、と思ってしまいます。

私なりの仮説ですが、Amazon派と楽天派の嗜好がわかってきました。
Amazonを好きな人は、買い物が嫌いな人。
楽天を好きな人は、買い物が好きな人。

私は、断然、Amazon派ですね。

結論としては、楽天への出店は、時期尚早でした。
ただ、楽天への出店を意識することで、楽天に対する情報収集アンテナが起動したので、私としては結果オーライです。
ただ、担当者さんには、悪いことをしましたね。
ま、ビジネスですので、先行きが悪いとわかっているのに突撃するのはあり得ないのですが。

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